位置情報が重要記憶には紙が有利

摘要

酒井教授の話「言語.記憶.視覚の脳領域が連動して活動していて、それらの活動が手帳とタブレツトで異なるということは、記銘するときに、どhな媒体を使ったのかの違いが、思い出すときの差として出るということです。例えぱ、画面上で確認しても、印刷した後に紙で確認すると間違いを一瞬で見つけられるということがあります。これは文字情報だけでなく位置情報があることで、脳の情報を取り出しやすくなるということです。タブレットは、スクロ、ルしてしまうと位置情報が失われてしまいます。ノートゃ教科書などへの書き込みや付箋紙なども、どこにどういう情報があるのかを記憶するのに役立っています。現在、効率をあげようとしてデジタル化が進hでいますが、結局は紙の方が記憶の定着に有利だといえます」。