3Dプリンターで「人工骨」精密成形 移植後は自骨に置換

摘要

ネクスト21(東京都文京区本郷、鈴木茂樹社長)は、理化学研究所、東京大学大学院工学研究科と農学部動物医療センター、東京大学病院顎口腔外科(高戸教授)と協力し、3Dプリンターによるカスタムメイド人工骨の共同研究開発を行い、移植後に自骨に同化して本物の骨に置換されてしまう人工骨の開発に成功した。さらに同成果を実用化するため、NEDO(新エネルギー•産業技術総合開発機構)の産業技術実用化開発助成事業の支援を受け、補助金で前臨床試験を実施。NIBIO(医薬基盤研究所)の支援で臨床試験を完了し、同技術の人での有効性と安全性を確認。3月28日にPMDA(医薬品医•療機器総合機構)に対する薬事承認(製造販売承認)申請を完了した。