異分野交流で独自研究生む

摘要

東工大科学技術創成研究院は7日、設立記念講演会、式典を横浜市緑区の同大すずかけ台キャンパスで開催した。講演者の1人、大隅良典•同大栄誉教授がノーベル賞を受賞した直後ということもあり注目を集めた。この研究院は4月からスタート。学内の資源化学研究所、精密工学研究所、応用セラミックス研究所、原子炉工学研究所、フロンティア研究機構、ソリューション研究機構、像情報工学研究所、量子ナノエレクトロニクス研究センターを統合したもので、現在、4つの附置研究所、時限付きの2研究センター、10研究ユニットから構成されている。これらの組織が研究院の下で一体化することで、国内外の異分野研究交流のハブとして機能することを目指す。