優秀な人多く選考は困難な作業

摘要

日本学術振興会育志賞選考委員会を代表いたしまして、第6回育志賞の審査経過についてご報告し、あわせて私のご挨拶を申し上げます。平成27年3月に推薦要綱を大学および関係学協会に送付し、150名の推薦をいただきました。4月より約5カ月間にわたり、日本学術振興会学術システム研究センターにおいて、100名を超える研究員の方々から、書類審査、面接審査の予備審査にご協力頂きました。この審査結果を踏まえて、私を含め9名の委員で構成される育志賞還考委員会において、受賞者の選考を行いました。選考委員会は1月6日に開催されました。そこでは、現在の研究活動や各候補者の将来性などについて活発な議論が行われ、ここにおられる18名の方々が受賞することとなりました。受賞者の皆さんとご家族、指導教授など、関係者の方々に、心からお祝いを申し上げたいと思います。受賞者がこの受賞を契機に引き続き研究活動に取り組み、優れた研究成果をあげ、さらなる発展を遂げられるよう、関係各位にご協力をお願いしたいと存じます。