明大とフードイズムが発酵熟成肉製造シート開発ベンチャー設立　安定的に製造•販売へ

摘要

明治大学農学部の村上周一郎准教授とフードイズムの跡部美樹夫代表取締役社長は共同でヽ通常より短期間、安全に発酵熟成肉を製造することができる「エイジングシート」を開発しヽ同シートの研究開発および製造.販売を行うベンチヤー企業「ミートエポック」を明治大学生田キャンパス内に設立したと発表した。開発したシートは、熟成肉製造に必要なカビの胞子をシートに付着させたもので、このシートで肉を包むことで短期間でカビを効率的に増殖させ、熟成が促進し、腐敗を防ぐことがでぎるという。4度Cが維持できれぱ良いので、従来必要だった専用の熟成庫は必要ない。1枚のシートで約２０キグフロムの熟成肉を製造可能。現在、特許を出願中で月産800シート程度を製造できるという。販売対象は、パートナー契約を結んだ一定量の熟成肉の製造が可能なメーカーに限る。フードイズムは現在行っている従来法による製造をヽ同シートを用いた手法に切り替えていく。