お酒と環境　その9：35年ぶりに誕生した小豆島の地酒－「森」

摘要

昨年の冬，瀬戸内海に浮かぶ小豆島で，誕生したばかりの蔵，森國酒造で新しいお酒ができあがりました。35年ぶりに誕生した，小豆島の地酒です。そのラベルには「ふわふわ」「うとうと」といった酒銘が書いてあります。新しい土地で新しいお酒を造る，そんな気持ちが伝わってきます。豊かな自然を持つ島に蔵をつくることは，環境保全と向き合うことです。でも，同時にその環境を保全してこそ，おいしいお酒ができる。だからこそ，森國幸広蔵元はこの地を選んだといいます。