カーボン・オフセット制度を振り返る-国内クレジット制度の変遷と実績

摘要

国内クレジット制度は，大企業等による技術・資金等の提供を通じて中小企業等が行った温室効果ガス排出削減量を国内クレジットとして認証し，自主行動計画の目標達成等のために活用できる制度である。京都議定書目標達成計画（平成20年3月28日閣議決定）に基づき，経済産業省，環境省および農林水産省を事務局とする政府全体の取組みとして，平成20年10月に運用を開始した。