最近の異常気象と気象災害について「異常気象レポート2005」より

摘要

最近では夏の暑さが一層厳しくなっており、 地球温暖化が原因ではないか、異常気象では ないか、今後このような異常気象が増え災害 も増えるのではないかなど多くの国民に不安 感がでている。例えば、昨年（2007年）8月 には、埼玉県の熊谷や岐阜県の多治見で40.9℃と 、これまでの国内最高気温を更新したほ か、各地で日長高気温が観測史上一位の値を 更新し、熱中症も多発している。また、ごく 最近では、2008年5月にミャンマーが強いサ イクロンに襲われ、死者行方不明者10万人以 上、被災者200万人とも言われる未曾有の大 災害に見舞われている。