労働安全衛生法に係るリスク評価についてインジウムによる健康障害防止に向けた取組み～技術指針～　について

摘要

平成16年12月27日の労働政策審議会建議「今後の労働安全衛生対策について」において、中小企業等では自律的な化学物質管理が十分でないことから、国は未規制の有害化学物質について、化学物質に係る労働者の作業内容等のばく露関係情報等に基づきリスク評価を行い、健康障害発生のリスクが特に高い作業等については、リスクの程度等に応じて、特別規則による規制を行う等のリスク管理を講じることが必要であるとされ、平成18年1月に公布された改正労働安全衛生規則において、リスク評価に必要なばく露情報を収集する仕組みとして、「有害物ばく露作業報告制度」が創設されました。