高速鉄道技術開発の今・昔・将来を思う

摘要

“Chinese breakthrough～First look at China's 380km/h train～(中国高速鉄道の大躍進～中国の380km／h列車が初お目見え）”これは、先日送られてきた外国誌International Railway Journal (IRRJ）7月号の表紙に掲げられたタイトルです。ご覧になられた読者も多いと思いますが、関連する記事を要約すると、①中国の車両メーカ中国商事四方（CSR）が最高速度380km／hの新しい高速車両CRH380Aを開発し、上海万博で公開すると共に、8両編成の試作車により鄭州～西安の高速新線で試験走行を行っている、②最初の16両編成の量産車は今年末に完成予定である、③今後、CSRは、この16両編成車両を100編成、8両編成車両を40編成製作する予定である、④これらの車両は、北京～上海高速新線（来年6月頃に開業予定）および北京～広州高速新線に投入する予定であるなどを紹介しています。