海外鉄道技術情報

摘要

高速長距離鉄道における給電は、通常、単相交流ラインによって行なわれるため、単相変電所は、三つの送電線のうちの二つを用いて接続されている。それらは、非線形の時変負荷として挙動し、送電網にとって最も重要な、電圧の非平衡源の一つである。本報では、このような変電所における電圧を平衡させる、新方法を提案した。そして、交流チョツバに基づくSteinmetz回路の実行可能性について研究した。提案した方法は、電力損失が低いため、電圧形ィンバータのような従来の方法に代わることができる。フランス国有鉄道の変電所で得られた情報を用いて、設計基準を提案した。最後に、プロトタイプに開するシミュレーションと実験結果に基づいて、本研究の正しさを証明した。