阪急電鉄変電所遠制装置更新と指令機能移転

摘要

阪急電鉄では、1969年〜1972年にかけ梅田駅構内に運転指令を配置し、宝塚線•神戸線•京都線の運 行管理を開始した。また1973年に同ーフロアに電力指令を配置し、変電所の集中制御•監視を開始した。 1990年代には運転指令•電力指令共に1回目の更新を行った。今回、運転指令が2回目の更新時期を迎 えるにあたり、既存の場所では更新が難しく、移転•更新することとなった。このため、電気指令（電力指令）についても移転するとともに、合わせて、更新時期を迎えていた変電所遠制装置の更新も行なった ので、ここに紹介する。