新しい観光車両

摘要

南海電気鉄道は鋼索線（極楽橋〜高野山間）にN10•20形客車を導入し、3月1日より運転を開始した。車輌は日本ケーブル社製だが、客車部分はスイスのキャビンメーカーCWA社が担当。スタイリッシュな客車に和風の塗装と内装を取り入れた。カラーリングは高野山壇上伽藍の根元大塔を想起させる朱色をベースに第1編成は白、第2編成はオレンジの帯を卷いた。車内は木目調の装飾を施し、調光式LEDを用いた間接照明に。座席は折りたたみ式とした。