九州地区IT企業の取り組み 地域密着サービスヘクラウドポータル開設

摘要

NECソフトウェア九州(QNES)は8日、幅広いクラウドサービスを九州の地場企業に対して分かりやすく提供するため、オープン型のポータルサイトを立ち上げた。広上覚社長は「実際にクラウドを利用する場合、地場の経営者は個別カスタマイズなどへのニーズが高い。顔の見えるサービスが必要になる」と指摘。クラウドサービスはWeb経由で提供する一方、対面形式のコンサルティングなどの相談にも応じ、地域密着のソリューションサービスの提供を目指す。同社は、クラウドサービスを「e-NAVIGATOR(イーナビゲータ)」としてブランド化。クラウドサービス第1弾「クラウドバックアップサービス」は、Webサイトのオープンと同じ8日から提供を開始した。月額基本料金は50ギバイガト9500円(税別)。初期费用は無料だが、アプリケーションやミドルウエアのインストール、スケジュールなどを設定する導入支援オプションは1回40万円(同)。