全面発光タイプLEDシーリングライト 調色しても一定の明るさ

摘要

アイリスオーヤマは、業界標準より約1割明るく設定した全面発光タイプのLEDシーリングライト「ALシリーズ」4機種をラインアップし、年末商戦で拡販を図る。調光タイプと調光•調色タイプで8畳対応、12畳対応をそれぞれ製品化し、初年度には5万台の販売を目指す。ALシリーズは、定格光束を業界標準よりも約1割明るく設定し、8畳タイプで4200ルーメン(標準3800ルーメン)、12畳タイプで5400ルーメン(5千ルーメン)を実現。高齢化に伴い光を感じる力が徐々に衰えてくるため、高齢者は若年者に比べて約2-3倍の明るさが必要になり、そうしたニーズに対応する。照明学会の「新時代における照明の調査研究報告書」によると、例えば20歳を基準とした必要照度の倍率では40歳が1.4倍、60歳が2.5倍、70歳が3.8倍となっている。