日本トムソンべトナムで增產直動案内機器の比率20%に

摘要

日本トムソンは、ベトナムにおける生産を増強している。これまでの直動案内機器から、新たに半導体製造装置や産業用ロボット向けのクロスローラベアリングの生産も開始する。日本トムソンは、直動案内機器とニードルべアリングを主力製品とし半導体製造装置、マウンタ、工作機械など精密•高精度が要求される産業分野でグローバルビジネスを展開している。宮地茂樹社長は「海外巿場で伸ばす。今年度から中国を中心に、直動案内機器単品に加えて精密位置決めテーブルなどメカトロ製品の販売も始めた。製品の競争力を高めるために、べトナムでの生産を増強する。資材調達見直し、専門の社内組織を設けてグローバル調達を進めている」と話す。