やさしい業界知識スピーカや小型モーター殆どを海外で生産 変換部品

摘要

変換部品は、かっては「機能部品」と総称されていたが、その後、この名称に変更された。対象製品は、磁気ヘッド、小型モーター、スピーカ、ヘッドホン、マイクロホン、光ピックアップなど。以前は音響機器市場が需要の主体だったが、近年は、映像機器やパソコン•周辺機器、携帯電話/スマートフォンなどの情報通信関連、アミューズメント機器、事務機器、産業機器、カーAV機器/自動車電装品など用途が拡大している。JEITAの統計によると、日系メーカーの12年4月-13月累計の変換部品グローバル生産額は、前年同期比12%増の4506億円。内訳ほ、音響部品が同13%増の1719億円、小型モーターが同11%増の789億円、その他が同11%増の1999億円。スマートフオン/携帯電話用ヘッドホンや、車載用モーターなどのグローバルでの需要増大が、変換部品の需要をけん引している。