16ナメーノトルFinFETプロセス技術を用いた初のプロセッサ 英ARMと台湾TSMCが設計完了

摘要

英ARMとフアウンドリ世界最大手の台湾TSMC(台積電)は2日、TSM(立体型トランジスタ)プロセス技術を用いた初の「ARM Cortex-A57」プロセッサをテープアウト(設計完了)したと発表した。「CorteX-A57」は、高性能コンピュータやタブレット、サーバー製品など、大量の計算を必要とするアプリケーションを含め、次世代モバイルおよびエンタープライズコンピユーティング向けに設計された最高性能プロセッサ。今回のテープアウトは、64ビツトARM v8プロセッサシリーズをTSMCのFinFETプロセス技術に最適化することに共同で取り組んできた両社にとって、最初の成果となる。