田淵電機電源事業、今期295億円変成器105億円目指す成長領域へのシフトを加速

摘要

田淵電機は17年3月期電源事業で前年比1.5%減の295億円、変成器事業で同14.7%増の105億円の売上げを目指す。電源事業は国内太陽光発電市場が縮小。特に同社の主力領域の住宅用•小規模産業用が苦戦する中、日米で大規模産業用メガソーラー向け分散型パワーコンディショナ(パワコン)を拡販。50kW-メガソーラーの高圧•特別高圧連系用途の市場拡大を進める。再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)が開始されたタイを中心に、ASEANのパワコン市場開拓にも取り組む。蓄電•太陽光発電を1台でコントロールできる蓄電ハイブリッドシステムの拡販にも力を入れる。