ヒトiPS細胞由来腸管上皮細胞用いて富士フイルムがヒトノロウイルスを増殖

摘要

富士フイルムは、同社の創薬支援用細胞であるヒトiPS細胞由来腸管上皮細胞「F-hiSIEC」を用いて、ヒトノロウイルスを増殖させることに成功した。ヒトノロウイルスに対する医薬品候補の有効性検証への応用につながるもので、ノロウイルス感染症に対する治療薬·ワクチンの開発に大きく貢献する。