木造絤立梁詏計法：多層複合梁の梁トラスモデルによる解法　その1

摘要

個々の梁材をせん断接合具やかい木といった、梁材間の水平せんrn断抵抗要素となるつなぎ材を介しながら組み上げる重ね梁や重ね透rnかし梁といった組立梁の構成方法は、戦後集成材などの材料が一般rn的ではなかった時代に大スパンの架橋を実現するための技術としてrn盛んに研究がなされた。→方で、集成材が比較的容易に入手できるrnようになった今日では、かつて程の必要性は薄れたのか、木質構造rn設計規準1）においてもその設計法は割愛され、留意点が簡単に示さrnれているのみである。