ミニマルセンスの成熟と主張あるデザインに向けた新規軸の探求:2013年秋冬の展示会にみるシューズ&バッグトレンド

摘要

2013年2月下旬から3月上旬にかけて、ヨーロッパでは2013年秋冬シーズンに向けたシューズやバッグのコレクションが発表された。まず、2月23日がら25曰にはミラノのヴィァ·トルト一ナにて、ファッションがらコスメティックまでを集積した見本市「ホヮイト」がスタ一ト。また、同時期にピッティインマ一ジネが、ファッション関連全般を集積した「ス一パ一」とし、う合同展示会を新しくオーガナイズした。同展では円を描くようなュニ一クなゾ一ニングがマ一ケットのような界隈性をつくり出し、新しいブランドを探そうとするバィャ一たちの好奇心をかき立てた。続いてパリではデザイナーズブランドがしのぎを削る「プルミエ一ルクラス」が3月1日から3日まで、そしてミラノに戻りシュ一ズの見本市「ミカム」とバッグと皮革小物の見本市「ミペル」が3月3日から6日まで例年通り同時開催された。これらの見本市における傾向から次シーズンのシューズとバッグの方向性を考えたい。