ハンディタイプ汎用振動計VM-82A

摘要

リオン株式会社は、同社主力のハンディタイプ汎用振動計「VM-82」の後継機として、さらなる軽量化と測定モードや設定の切替えがしやすい操作パネルを採用し、現場での使いやすさをより追求したVM-82Aを開発·発売した。ハンディタイプの汎用振動計は、主に回転機器を中心とした産業用機械の保守•点検に用いられ、加速度、速度、変位を適切な周波数範囲で測定し、機械の振動状態を評価する。今回発売された『VM-82A』は、「VM-82」の後継機として、諸機能を継承するとともに、重量270g(電池を含む)と、現行機より約50gの軽量化を実現している。さらに、測定モードや設定の切替えがしやすいボタン配置の操作パネルの採用、20万円を切る価格設定など、同社の汎用振動計の次期主力商品として開発された。なお、『VM-82A』には、圧電式加速度ピックアップ(PV-57I)、ピックアップ用カールコードが付属している。