紙パックゃ鮮度容器の採用が拡大: 秋季新発売の各種家庭用油脂で環境配慮など加速

摘要

J-オイルミルズ(東京都中央区)は8月下旬から発売される家庭用油脂の今秋期新商品で、環境配慮面や鮮度保持、また使い勝手の観点から、包装の採用や見直しを進めている。環境配慮面では、紙パックを採用することでブラスチック使用量の約60%削減を実現したJOYL「AJINOMOTO一番しぼりキャノーラ油」700g紙パックとJOYL「AJINOMOTO純正ごま油」500g紙パックの2種類をラインナップする。同社はブラスチック廃棄物やごみ容積の削減、CO_2排出量の削減を優先的に取り組むべき課題と認識。今回の取り組みで、従来の同容量帯容器と比較し約60%のプラスチック使用量削減を実現するという。CO_2に関しては、「～一番しぱりキャノーラ油」700g紙パックで約34%削減、「〜純正ごま油」500g紙パックは約26%の削減を見込hでいる(同社計算)。キヤッブシールには再生PET樹脂を使用。油がたれにくく、用途に応じて量を変えられるダブル構造のキヤップを使用することで、使用性にも配慮した。(次号以降に関連記事)。