次世代デジタルコヒーレント通信を支えるデバイスの最新技術動向

摘要

デジタルコヒーレントが着及期に入り、またメトロやデータセンタでの適用という点でも今年は1つのターニングポイントと言える。太田氏は「OTT提供会社が独自のネットワーク網を持たれているように、新しいユーザを含めた大きな流れがデジタルコヒーレントの需要を増やしている。おそらく2018年までには、100Gデジタルコヒーレントの数量が今の10Gを追い抜くのではないか」と話す。そうした流れの中、次世代デジタルコヒーレントである400Gや1Tを実現する為に必要な様々なカテゴリの部品も、今年、来年には揃う見込みだ。講演では、次世代デジタルコヒーレントのキーデバイスとなる、信号光源、変調器、DSPの最新技術動向につし、て、各分野の專門家が解説する。太田氏は「データセンタ間の相互接続ではスピードを重視したシステムの需要があるので、次世代デジタルコヒーレントはこうした短距離系から導入が始まるという見方もある」と話す。利用シーンの広がるデジタルコヒーレントは今後どのように変遷するのか。技術の最先斓に身を置く講師陣による解説がそのヒントになるだろう。