国内大手電機7社が設計プロセス評価モデルを策定へ: 現場力の客観的評価指標で問題点や改善の方向を把握

摘要

JEITA（電子情報技術産業協会）は，国内電機メーカーの設計プロセスを客観的に評価し，課題や改善の方向を見つけるための指標「設計プロセス評価モデル（DPAM）」の根幹部分をまとめた。さまざまな製品を扱う電機メーカーの設計現場で利用できること，日本独特の設計プロセスを前提としていることなどが特徴。今後，製品ごとに個別のプロセスのモデルを決め，さらに実用性を確かめるためのテストを兼ねたベンチマークを実施する。DPAMの策定にかかわるJEITAの設計プロセス評価指標標準化グループには7社が参加している。