自動車の操作部設計にプロジェクターソフトディバイスが手法を公開

摘要

「手軽にいろいろ試せる。ぜひ取り入れたい」(ある大手自動車用電装品メーカーの技術者)-。電子機器のUI設計などを手掛けるソフトディバイスは、同社の研究開発施設を公開した。その中で、自動車の操作部のUIを設計するッールを披露した。同ツールの特徴は、構成が簡素で試行錯誤しゃすいことである。設計ツールでは、2台のプロジェクターを利用する。1台目は、メーターやカーナビといった、自動車の操作部にある各種表示を模した映像をモックアップに投影する。一種の「プロジェクシヨン·マッピング」である。例えば、カーナビ画面の位置や大きさなどを変えながら、使いやすい表示方法を探る。モックアップの上に、白い板を斜めに取り付け、その板に映像の一部を投影することで、表示角度を変えられる。