東北大学百周年記念会館　川内萩ホール

摘要

激化する受験生獲得競争に留まらず，研究・教育rn領域の急速なグローバル化など，21世紀の大学はrn過酷な状況に置かれている．それにより必然的にrn活発化する学際的，国際的な活動を成功に導くにrnは，大学の威信を示し，在校生・卒業生，そしてrn地域との相互信頼を紡ぐシンボルの創出が欠かせrnない．本計画は大学の百周年記念を期に，それらrnを実現しようと試みられたものである．rn要求される高度な象徴性と実質的な活用可能性のrn両者を実現するため，基本構想に卒業生で最も著rn名な建築家のひとり阿部仁史氏の参画を得，実施rn設計は既存建物設計者の三菱地所設計と阿部仁史rnアトリエ，音響設計は本学の鈴木陽一教授を中心rnとするチームが担う体勢を構築した．