ヨコハマトリエンーレ2017空間設計

摘要

6回目を迎えた横浜トリエンナーレの空間設計を担当 した.関わったのは主会場である橫浜美術館と横浜赤 レンガ倉庫1号館の2会場である.橫浜トリエンナー レは回を重ねるごとにアートフエステイバルとして重層 化が起きており，「BankART Life V」や「黄金町バザー ル2017」などの併走するアートィベントや，職業安定 所のある寿町で開催された「水族館劇場」，「ヨコハマ アートサイト」など，市内の複数の場所の意味をアー トによって繋いでいくプロジェクトが話題だ.イベント が重層化.複雑化する中，ディレクターから，橫浜美 術館の前庭に，対話や多目的な活動のための仮設パ ビリオンをつくれないかと相談を受けた.しかし，軽 量化• ローコスト化を図りつつ，夏季の温熱環境や， 台風に耐え得る構造となると，期間·予算共に困難で, こちらは次回以降への宿題となった.