自動日射調整ガラスでェコエアポートを実現

摘要

木村：羽田空港国際線は現在，年間の発着回数が約9万回あります.昼間が6万回，早朝深夜が3万回です.これが2020年3月には昼間で3.9万回増え9.9万回になり.合わせて約12.9万回になると見込まれてしほす.1日の便数に換算すると約120便（120往復.240回発着）が約170便（170往復，340回発着）と大幅に増えます.しかし，羽田空港は敷地が限られていて，スポット（飛行機を駐機するための領域)やターミナルを増やすのが難しかったのですが，第客ターミナルビルの南ピアを国内線と国際線の兼用ビルに改装することと，オープンスポットであった場所を固定スポット化するよう増設サテライトを設けることで対応しました.この増設サテライトですが.出発ロビー•到着ロビーからもっとも遠いところにあるので，何かプラスアルファを設けたし1!と思っていたところ，設計のみなさんからの提案もあり，全面ガラス張りにして開放感を出し，飛行機を眺めたり青空を感じていただき，空の旅へ誘うような空間，遊び心を入れたような建物にしょうということになりました.また，ェコェアポートという考え方を取り入れてほしいと設計のみなさんにお願いしました.国際線ター5ナルの既存サテライトの屋根には太陽光パネルが敷かれていますし，大空間ですので空間全体を空調するのではなぐ人の居るところに集中して空調するなどの配慮があるので，ここでもそのような対応をしていただきたいということや，全面ガラス張りにした場合の日射の問題も考えていただきたいなど，さまざまなことを話しました.