「お台場」から映像業界に貢献いたします～松竹大船撮影所のスピリッツを受け継いで

摘要

今年も暑い夏がやって来ました。連日のうだるような暑さが続きますが、私共松竹映像センターが所在する「お台場」は都心にありながら海辺に近い立地のため、時折爽やかな風が吹き抜け、新宿·銀座といった都心に比べると幾分かは過ごしやすいと感じています。本年2016年は松竹が大船撮影所を開所し、一大映画製作拠点を設けてから80周年になります。80年前の1936年当時、東京の都心部から大船までの距離感覚は今日のような新幹線や高速道路がなかったことを考えますと、恐らく伊豆、富士、或るいは軽井沢や那須といった現在の日本を代表するリゾート地に等しい感覚だったのではないか、と想像します。