大型コンテナ船の竣工で先行連続建造進む

摘要

アイ・エイチ・アイ　マリンユナイテッド（IHIMU）の呉工場は、2006年夏までに稼働開始した新設のブラスト・塗装工場などの設備を活用し新造船を建造、この春までにも効果を追求していく。品質や生産性向上に効果を見せており、VLCCとコンテナ船の建造を主体に競争力を高める。また、海外造船との競争も視野に入れた中長期的な工場運営の展望として、06年までに300トンクレーン新設による能力適正配置を行った第3造船ドックに続き、今後第2造船ドックにも設備投資を進めたい考え。また、グループ内作率を向上する観点から、新宮工場のブロック生産拡大を実行に移している。