記憶と記録の都ヴロッヮフのLTR分科会報告:若き神学者ボンへッファーゆかりの街で

摘要

IFLA年次大会はソウル，ケべック，リヨン，ケープタウンに続き5回目となる。ヴロッヮフは10世紀初めオルド河の中州に誕生した集落に始まる古都でワルシャワよりべルリンゃプラハに近い。何度も繰り返された支配者の交代と地名の変遷を経て，第二次大戦後ドイツ国ブレスラゥからポーランド国ヴロッヮフとなった。戦前はドイツ人が住み，戦後はドイツ人追放の悲しい歴史を持つ。空襲で破壊された多くの歴史的建造物や街を市民の力で復元したと知った。開会式で演じられたパフォーマンスからこの地の歴史が，壮絶かつ躍動的であると感じられた。