館種を越えた情報リテラシー教育の枠組みづくりに向けて：「情報リテラシーのための図書館」をめざして

摘要

第16分科会（利用教育）は，10月20日（土）の午後，国立オリンピック記念青少年総合センターのセンター棟304室で開催され，基調講演と話題提供が行われた。参加者数は76名である。基調講演では，根本彰氏（慶應義塾大学）が『情報リテラシーのための図書館：日本の教育制度と図書館の改革』（みすず書房，2017年）で書ききれなかったことを中心に話された。基調講演の中で核となったキーワードは，①情報リテラシーと②ロゴスの二つである。