関連の発見を促すストーリー年表インフォグラフィックスの制作と評価

摘要

歴史上の出来事などの情報を可視化する際，個々の情報間に存在する関連性も含めて提示するこrnとにより，個々の出来事の背景や歴史の流れについてのより深い理解が可能になる。しかし，そのrn可視化手法について配色等のデザインを考慮した研究は行われていない。本研究では情報デザインrnおよびグラフィックデザインの考えに基づき，テレビドラマ「踊る大捜査線」のストーリーを題材rnとして関連性情報を付加したストーリー年表インフォグラフィックスを制作した。また，このインrnフォグラフィックスを提示し，そのデザインや興味喚起の度合いについて評価実験による調査をrn行った。結果，配色と要素サイズの違いを考慮してデザインすることで，時系列に沿った年表としrnての情報と時系列に沿わない関連性の情報をそれぞれ強調して提示できることが分かった。加えてrn題材となるコンテンツに関する知識（主要な出演者や題材?ジャンルなど）がある被験者には，コrnンテンツ自体に対する興味を喚起できた。本論文では，ストーリー年表インフォグラフィックスのrnデザイン方法および評価実験の手法および結果について述べる。%When information on historical events is visualized, indicating the relationships among pieces of the information enables readers to better understand the backgrounds and flows of the events. In this research, based on the ideas of Information Design and Graphic Design, we created and evaluated infographic which indicates the relationships among historical events in the stories of Odoru-Daisousasen, Japanese television drama. The results have shown that designing considering the difference in the sizes of the elements and the color schemes helps visually emphasize the timeline and relationships. The readers who had known some of the information about the show became more interested in it. In this paper, the design process of the infographic and the method and results of the evaluation are described.