リスクマネジメントとコンプライアンスに対する取り組み

摘要

JR九州グループは「安全とサービスを基盤として、九州、日本、そしてアジアの元気をっくる企業グループ」を中期経営計画での「あるべき姿」として掲げ、日々の事業活動を行っている。企業における「リスクマネジメント」については、従来より経営上の重要な課題として認識しており、鉄道事業者としての「安全」を確保するため、事故防止というリスクマネジメントに継続的に取り組んできた。また、近年においては企業を取り巻く社会環境や法環境の変化、グループ経営の進展等に伴い、新たなリスクも生まれており、鉄道事業だけでなく、JR九州グループそのものに対しての信頼や安心を恒久的に感じていただくべく、さらなるリスク管理の充実•強化が求められている。