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メイラード反応を利用した羊毛の着色技術

机译:使用美拉德反应的羊毛染色技术

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摘要

羊毛の染色は,媒染染料,反応染料,酸性染料などの合成染料が一般に利用されている.特に,ブッラクフォーマルなどの深い黒色が要求されている衣料品に対しては,媒染染料の1つであるクロム染料よる染色が最もよく用いられる.クロム染料の問題点として,染色された羊毛製品や染色後の廃液にも有害なクロムイオンが含まれており,着用者の健康被害だけでなく,工場排水や繊維廃棄物による環境汚染が50年以上も前から指摘されている.さらに深刻な問題として,芳香族アミンの一部が発がん性物質やアレルギー疾患の原因物質として知られており,最近,芳香族アミンを原料とする合成染料(特に,アゾ染料)の有害性についても報告されている.通常,染料自身が有害性を示すことは無く,製造時に染料に残留した芳香族アミン,さらに,皮膚の常在菌などに含まれる還元酵素によって染料から生成した芳香族アミンが有害性を示すと考えられている.図1には,アゾ染料からの芳香族アミンの生成反応の一例を示す.現在,環境規制の厳しいEU諸国を中心に,中国,韓国,台湾などのアジア諸国においても,有害性が確認されている24種類の特定芳香族アミンを原料とした合成染料の使用が規制されている.日本においても,厚生労働省が2015年4月8日に「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律第2条第2項の物質を定める政令の一部を改正する政令」を公布しており.翌年の4月1日より上記の特定アミンを原料とする合成染料の使用が禁止される.その結果,有害な重金属イオンや芳香族アミンを原料に用いない染料として,天然染料の利用が再び見直されている.しかしながら,天然染料の一般的な特徴として,色落ちや色移りなどの染色堅ろう度が低く,原料価格や生産コストが高いため,工業的な利用にはこれらの問題点を克服する必要がある.そのため,従来の染色の問題点を解決させる新しい染料や染色方法の開発が早急に求められている.本稿では,天然染料の特徴である高い安全性と合成染料の特徴である優れた染色堅ろう度の両立が可能な新しい着色技術として,食品の分野で一般的に知られているメイラード反応を利用した羊毛の着色技術について紹介する.
机译:合成染料,例如媒染剂染料,活性染料和酸性染料通常用于羊毛染色,特别是它是用于服装的媒染剂染料之一,例如需要深黑色的黑色正装。最常使用某种铬染料进行染色,铬染料的问题是染过的羊毛制品和染色后的废液中也含有有害的铬离子,这不仅危害穿着者的身体健康,而且对工厂造成损害。废水和纺织废料对环境的污染已有50多年的历史了,作为一个更为严重的问题,一些芳香胺是致癌物和过敏性疾病的致病因子。也已经报道了由芳香胺制成的合成染料(特别是偶氮染料)的危害性,通常,染料本身没有任何有害作用,并且在生产过程中残留在染料中的芳香胺,由皮肤驻留细菌中包含的还原酶由染料产生的芳香胺被认为是有害的。图1显示了由偶氮染料产生芳香胺的反应示例。目前,已被证明是有害的,由24种特定的芳香族胺类制成的合成染料的使用已在具有严格环境法规的欧盟国家以及中国,韩国和台湾等亚洲国家中受到限制。同样在日本,厚生劳动省于2015年4月8日颁布了“内阁令,对某些内阁令进行了修订,其中规定了《含有危险物质的家用产品管理法》第2条第2款的物质。”从第二年的4月1日起,禁止使用由上述特定胺类制成的合成染料,因此,禁止使用天然染料作为不使用有害重金属离子和芳香族胺类为原料的染料。然而,作为天然染料的一般特征,诸如色变和颜色转移之类的染料牢度低,并且原料价格和生产成本高。因此,迫切需要开发新的染料和解决常规染色问题的染色方法,本文要求天然染料的特性和合成染料的特性具有很高的安全性。作为可以同时实现优异的染色牢度的一种新的染色技术,我们将介绍在食品领域众所周知的采用美拉德反应的羊毛染色技术。

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