腰椎分離症(MR Bone Imaging)

摘要

使用装置： Vantage Galan 3T 検査目的：腰痛を主訴に外来受診。運動歴は野球。腰痛精査としてMRI検査となった。 クリニ力ルポイント：STIRで椎弓の骨髄浮腫がないため分離症の初期でないことが分かる。またMR Bone Imagingによって分離部は骨癒合していないことも分かった。CT撮像することなく，1回のMRI検査で，椎弓の骨髄浮腫の評価と分離部の骨評価が同時に行えるため，本法は腰椎分離症に有用だと考える。また被ばくがない点で，分離部の骨癒合評価のfollow upにも適していると考える。