2017年度の大雪時における気象観測事例と情報提供について

摘要

日本国内において毎年局所的な大雪が発生しており、2017年度においても2018年1月の首都圈での人雪や、同年2月に発生した北陸部の大雪が記憶に新しい。1月にれ都圈を襲つた大雪は、発生した低気圧の中心気圧が関東接近の24時間前は1016hPaであったものが、関東接近時には996hPaと降下し、いわゆる。爆弾低気圧。に近い急激な発達であつたこと、関東地ガに大雪をもたらす典型的な南岸低気圧であったことが要因である。積雪量は、東での観測点(以下、アメダス東京)では、平成では2番目に多い日最深積雪23cmを記錄した。これは2014年2月15日に発生した南岸低気圧がもたらした積雪量（日最深積雪：27cm)に匹敵するものであり、週明けの」交通機関等に人きな影響をもたら した。