「日本のフロントランナー」として経済再生の牽引役を求められる沖縄

摘要

豊かな自然環境や温暖な風土、国際色豊かな独自の文化を有する沖繙県は、観光地としてこれまでも高い人気を誇ってきたが、近年は特に外国からの観光客が著しい増加を見せている。また、成長するアジアの玄関口に位置付けられる沖縄は、立地上の優位性とともに文化•経済等の潜在力を秘めている。国家戦略上、「日本のフロントランナー」として経済再生の牽弓I役を求められる沖縄を統括する沖縄総合事務局。多くの潜在力を有する反面、周囲を広大な海が取り囲む島嶼県であり、高温多湿で台風銀座とも称されるほど台風が頻発するなど、厳しし、自然とも共存しながら自立的経済発展や、潤いのある美しい沖縄作りを念頭に、独自の取組みを推進している。平成29年度の予算と主要事業を中心に、開発建設部長成瀬英治氏にお話を伺った。