液体ガラスでコンクリート劣化を防止！「ファインクリスタルS&TOP」

摘要

本記事で紹介する新技術「ファインクリスタルS&TOP」は、コンクリートに、常温領域でガラスを生成できる「液体ガラス」を用いた浸透性常温安定ガラス生成剤と撥水層を形成させるUVカットポリシロキサン撥水剤を塗布し、コンクリート表層部を緻密化するという技術である。コンクリート構造物に対する空隙充填により、表層部緻密化·劣化抑制効果などを実現し、それを長期にわたり持続することも可能となっている。従来技術と比較しても、施工性や経済性を向上させ、橋梁や道路、ダムといったインフラにおける長寿命化に大きく貢献するものとして注目を浴びている。2015年、NETISへの登録に至った【No.CB-150008-A】。「ファインクリスタルS&TOP」について、開発元である(有)タートル(及び亀村木材(株)／モクテックカメムラ)代表取締役　亀村　俊二　氏に詳細を伺った。