島嶼県で推進する沖繩総合事務局の独自の取り組み

摘要

アジア·太平洋地域への経済的な玄関口に位匾し、日本再生のためのフロンティアとして大きな期待のかかる 沖縄。周囲を広大な海に囲まれた島嶼県の沖縄は、高温多湿の亜熱帯海洋性気候で台風の通り道でもあるため、 美しくも厳しい自然と共存しながら社会資本の整備を推進する必要がある。地域的な特性上、県への出入りに 港湾や空港は欠かせない施設であり、さらにモノレールを除き現在は鉄軌道のない沖縄は、県内の移動手段に 道路も重要な役割を担う。全国的に問題となっているインフラの老朽化対策や長寿命化計画は沖縄でも例外で なく、空港、道路、港湾、ダムのほか公園など、沖縄総合事務局を中心に様々な事業が推進されている。他地域に はない様々な特徴を持つ沖縄で推進されている整備事業や今後の方針について、開発建設部長成瀬英治氏に 伺った。