多数回繰り返し履歴を受ける超高層鉄筋コンクリート造建築物の応答性状に関する研究rn（その9 高強度RC 梁を用いた70 階建骨組モデル）

摘要

本報(その9)では以下の知見を得た。rn1） P-δ 効果の影響は概ね1/67 を超えると無視できない。rn2） USD685 主筋を用いた梁は曲げ降伏が進展する入力レrnベル以上で骨組の変形が増大する可能性がある。rn3） 片寄り変形は, 層の耐力余裕度が応答値に比べて比較rn的小さい層に生じやすい。