都市計画基本方針の記述からみる良好な住宅地の景観イメージ─　住宅地における細分化・空間密度変化等が景観に与える影響　－

摘要

今日、住宅地における土地の細分化等にrnより市街地の建物棟数の増加にとどまらず建ぺい率、容積rn率の上昇により、庭・緑の物理的な減少、道路に対する圧rn迫感の増加、画地割りの整然さの喪失等景観の変化が起きrnている。国土交通省「敷地細分化抑制のための評価指標マrnニュアル」( 平成19 年度) では、防災性・居住性の低下、rn街並み景観の悪化、資産価値の低下等良好な住宅地の居住rn環境が阻害されるおそれが指摘されている。本稿は住宅地rnの景観変化の要因などを分析するために、まず良好な住宅rn地はどのように認識されているかについて、東京23 区のrn都市計画マスタープラン( 以下M P ) に記述にされている良rn好な住宅地のイメージを明らかにすることを目的とする。