英国と日本の職業訓練及び見習い制度に関する研究

摘要

本研究で、英国と日本の技能者育成・徒弟制度の概要rnを明らかにした。rn日本がバブルの余韻から抜け出せずにいた1990 年代、rn英国は国全体で徒弟の仕組みの再構築を行い、職業訓練rnの制度を整備した。そして現在も、制度や組織をより効rn率的にするため改善が行われている。日本では、特に職rn人に対し、その職業に対する尊重や、基本的な保証・待rn遇等が長い間疎かにされてきたと感じる。rn担い手不足などの問題解決には、工務店や個人などにrn解決策を任せきるのではなく、国全体の問題として、制rn度の整備及財政的な、国家的な支援や取り組みを講じるrn必要性がある。