アルミニウムコアを有する硬質ウレタンサッシ枠による内窓を用いた二重窓のシミュレーション解析

摘要

住宅・建築分野におけるエネルギー消費の増加によっrnて低炭素社会に向けた対策の推進が急務となっている。rn特にエネルギー消費の多くを占める既存住宅・建築物のrn省エネルギー化を進め、断熱改修を行っていく必要があrnる。しかし、現状では平成11 年基準の断熱性能を満たすrn既存住宅の割合は約5％となっている。１）また、住宅の断rn熱性能については開口部からの熱損失は大きいため、断rn熱性能の高い窓が求められる。故に既存住宅の断熱改修rnは、コスト面を考慮した開口部中心の部分的な断熱改修rnの需要が高まると考えられる。その手段としてサッシのrn取替や内窓施工による断熱強化が存在する。本報では、rn内窓施工による断熱改修に着目した。