初期損傷と繰り返し載荷を受けた面材耐力壁の劣化挙動その1 初期損傷を与えた面材壁の繰り返し載荷実験

摘要

面材壁を対象に正負交番繰り返し載荷実験を実施した。rn得られた知見を以下にまとめる。rn1) 本実験においては、1/75、1/30 rad の初期変形を与えたrnものとホールダウン金物の締め直しをしたものは釘のrn引き抜けが多く確認された。rn2) 面材壁は最大耐力を発揮していなければ、未変形領域rnのせん断力低下の影響は非常に小さい。rn3) ホールダウン金物の締め直しにより、1/45 rad 付近までrnせん断力低下を抑制できる。