第49回 日本甲状腺学会学術集会

摘要

本学会は2006年11月2日（木）～4日（土）の2日半にわたって，香川県高松市のかがわ国際会議場・サンポートホール高松で開催された．会場が瀬戸内海を隔てた四国であったことと，内分泌病理学会とほとんど同時期の開催であったにもかかわらず，一般演題数は192題，参加者は705名と，予想を上回る数であり，近年の会員数の増加を反映していると思われた．本年度は口演32題，ポスター展示かつショートプレゼンテーション68題，計100題がPCによる発表，残り92題がポスター展示のみであった．PCプレゼンテーションを行ったもののうち基礎系は41％（ポスター展示のみでは7％）であった．基礎系のうちもっとも多い分野は甲状腺ホルモン作用とその受容体であり（46％），残りは免疫，甲状腺癌・細胞であった．