CES報告⑥ 小型無人飛行機 技術深まり各社が特色競う

摘要

2月15日、休日にもかかわらず米連邦航空局(FAA)は、小型無人機(SUAS)の商業利用時の規制案を発表した。これまでは、法体系の中に組み入れられていないとの理由で原則禁止、例外許可という状況であったが、今後は大幅に自由化されるめどとなった。今回の発表はあくまでも案であり、今後、パブリックコメントの収集、法制化などの段階を踏むが、米国の小型無人機に重大な転機が訪れたことは間違いない。一方、1月に開催されたCESでは、規制案発表前ということもあり、「趣味•娯楽用」の小型無人機が多数出展されていた。中国製が多いが、欧州からも出展があった。欧州製は会社ごとに特徴があり、技術の深まりが感じられた。