総務省放送以外の用途を指向近く公開ヒアリング実施今年度中にサービスイメージ

摘要

総務省は、空いたままの状態が続いているV-high帯(207.5MHz-222MHz)について、新たな割り当てに向けた検討を加速している。同省「放送を巡る諸課題に関する検討会」の分科会「放送サービスの未来像を見据えた周波数有効活用に関する検討分科会」が6月5日に公表した報告書案にはV-high帯について、「2月に公表した意見募集の結果も踏まえ、放送•通信融合時代に対応した新たなサービスが柔軟かつ早期に開始できる提案かどうか、公開ヒアリングなどを実施し、割り当てに向けた検討を加速する」と記されている。